トキノ*オクリモノ ~ Regalos del Tiempo ~
2016-06-13T16:22:26+09:00
ciao_olivia
ごゆっくり・・・
Excite Blog
★ブログお引越しのお知らせ★
http://oliveoliva.exblog.jp/22901877/
2016-06-13T16:22:00+09:00
2016-06-13T16:22:26+09:00
2016-06-13T16:22:26+09:00
ciao_olivia
未分類
ブログを、かつての「タカラノタマゴ」のほうに戻しているので、
まずはそちらにいらしてください。
お気に入りの登録も歓迎です。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
http://blog.livedoor.jp/ciao_waki/
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昭和のロマンに魅せられて 〜名曲喫茶 ライオン〜
http://oliveoliva.exblog.jp/22523637/
2016-02-25T15:18:00+09:00
2016-02-26T00:28:24+09:00
2016-02-25T15:18:57+09:00
ciao_olivia
♠ トキノオクリモノ
96 母の大河ドラマみたいな人生の中でも、戦後、渋谷でファッションデザインとアナウンスの勉強をしながら経験を積んでいた時代は、登場人物からエピソードまでがとても面白くて、その足跡を少しずつたどろうと思い始めました。生きてるうちにやればよかったのに、ですが、まあそんなものです。 友人を誘って最初に訪れたのは、1926年創業の名曲喫茶「ライオン」。 母がよくボーっとしにきたところ、として話の中に登場していました。
ウッディ・アレン演出の「ジャンニ・スキッキ」愉しいよね、って話に興じた平成28年早春からの、衝撃的なタイムスリップでした。 ドアをあけると、薄暗い店内に、背もたれの高い椅子が、「立体音響装置」なる巨大なスピーカーと、何千枚もの名盤コレクションの棚にむかって並んでいました。劇場風高級喫茶といった感じ。分煙はされておらず、後ろのほうはタバコの臭いが立ち込めていました。前方には湿気の調整のためか、ストーブにやかんがかかっていて、上を見ればシャンデリア。背もたれの高い赤いビロードの椅子は、ビニールっぽいぺこぺことした硬さで、座るとメリッと凹みました。ちょうど、お客様のリクエストタイムが終わって、お店が用意したレコードをかける「コンサート」の時間でした。その日の演奏は、バッハのブランデンブルグ協奏曲第3番、など。静かにしていないといけない規則で、私たちもメニューを指差して飲み物を注文しました。 印象をまとめてたとえるなら、いまやテーマパークの古いお化け屋敷なんだけれど、幽霊の執事役の人が、そこにあまりにも長く勤めていたために、心から「私は幽霊です」と言い切っている、みたいな。スピーカーも、見た目はたしかに凄いですが、感動的な音というわけではなく、創業当時ロンドンのライオンベーカリー直伝だったコーヒーもいま飲むと普通のコーヒーです。でもその威厳を今も失ってはいないのです。心から「これは素晴らしいのです」と言いきってそこに存在しているのです。しかもそれは過去の遺産にしがみついている、という中途半端なレベルは超越していて、天晴れと言わせてしまうほどの。
でも、昭和元年にここを創立した山寺氏は、当時24歳。ここは最先端のヨーロッパ風カフェだったはず。外国の真似ごとではあっても、脈々と血が通い、人々の話題にさかんにのぼっていたでしょう。そういう意味では本物だったのです。いま自由が丘にある、なんちゃってヴェニス(ごめんなさい)なんかより、ずっと生きていたんじゃないかな。そして戦後、空襲で全焼した店が再建された後、二代目の店長を継いだ石原氏は当時30歳。クラシックをコーヒー一杯で鑑賞できるところ、とくにクラシックの「一流感」「格調」みたいなものを疑似体験したいと思ったら、ここは貴重な場所だったに違いありません。中にはここを好むような自分に酔っている人もいたかもしれないけれど。 また、社会から隔絶されて自分にこもりたい人たちが来られるところ、なんていうのも、そんなにはなかったはずで。ましてや女性おひとりさまで入れるところなんて。母の思い出話には、戦後の東京の、しかも渋谷の雑踏の中で、女性が道を開拓していこうとする、楽しさと気が狂いそうな不安が詰まっていました。そんな時間の隙間に、ここに逃げ込んできたのはわかる気もするのです。 そういうものをすべてふくめて思いを馳せると、この古臭さがなんともいえないいとおしさと郷愁をおびてきます。当時を知らない私にも。そしてこの空気感は、戦後を再現したドラマをつくったとき、一番出したいけど出せない匂い、なんじゃないかな、とも。
同時に、クラシック音楽がいい形で生活に根づかない、その理由の根幹をみたような気もしました。日本のクラシック鑑賞はここからはじまっているんだろうな。「クラシックはこういうものである」「こう聴くのがよろしい」「こういう空間こそぴったりである」みたいな固定概念。それは、一見解き放たれたかに見える軽やかな平成の世の中にも、案外、色濃く影響して、若い音楽家たちの足をひっぱってるんじゃないかな。 でもね、それはここが悪いわけでも、ここに集うような人が悪いのでも決してなく。ただ、望まずにとらわれている人がたくさんいるってとこが問題なんだと思うの。 ライオンね、ずっとあってほしいです、このまま、時をとめたまま。でも一方で、クラシック音楽と人との関係は、解き放たれてほしいです、多様な形で、自由に、いきいきと。先端では、すでにそれを声高に叫ぶことすら時代遅れになってきているでしょう。けれど、この船は長いのです。後ろのほうはまだまだよね。 私よりクラシック音楽に詳しくて、私より昭和の歌を知っていて、これからの音楽と社会の関係についてたくさん考えている、平成生まれの友人の目に、ここはどんな風にうつったんだろう。店を出たあと、「すごかったね!」って笑ったそのツボはたぶん同じだったと思うけれど。 私、おそらくもう一回行きます。二階に行ってみたいんです。
そのうち、私も幽霊に混ざってたりして。 あ、時をとめたままでいいんですが、 分煙だけはしてほしいな。 ]]>
私の幸せ
http://oliveoliva.exblog.jp/22169426/
2016-01-13T22:51:00+09:00
2016-01-13T23:58:35+09:00
2016-01-13T22:51:15+09:00
ciao_olivia
♠ トキノオクリモノ
「老い」という母の難題に、私より近い立場から寄り添ってくれる母の友人たち。
ひとりっ娘シングルの思いを共有してくれる同志的友人。
何があっても戻れる場所で、待ちくたびれても待っててくれている師。
自分がクリエイティブな種族であることを思い出させてくれる大切な人。
若さと未来と創造性と人懐こい温もりを、腕いっぱい抱えてきてくれる男友達。
写真の中から無条件の愛らしさで笑顔をくれる、知人友人の子供たち。
何歳になろうと変わらない距離で接してくれる、姉妹のような人達。
母を慕い、私を大事に大事にしてくれる父の教え子たち。
私をそのひだまりの中においてくれる、太陽のような親友。
そのすべての手が、
いつだって私を抱きしめられるようにスタンバイしてくれてるのを
私は痛いくらい感じてる。
有り難し。
いろんな人がいろんなことを思うんだろうけど、
幸せの形はひとつじゃなくて、
私は風のように自由でいたくて、孤独すら親友で、
どうにもそこだけはゆずれなくて、
だから、そんな私に似合う幸せを、神様はくれたのだ。
私の幸せで、私の心と体をいっぱいにしよう。
くれる、のいくつかは、ほんとはくださる、
って言うべきで、
でも、気取りたくないから、くれる、にしてて、
そんなどうでもいいことをつけくわえてしまう
私はやっぱりライターです、やあね(笑)
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8月&9月のことのは
http://oliveoliva.exblog.jp/21681916/
2015-09-26T18:26:00+09:00
2015-09-26T19:14:29+09:00
2015-09-26T18:26:09+09:00
ciao_olivia
♠ トキノオクリモノ
甘えてばかりもいられないから、
自ら洗たくできる
魂の強さが欲しいのです。
それしかないけど、
それなら持てる。
少し持てれば上出来で、
ちゃんと持てたらなかなか無敵。
★喪失からの…
大事で大事で大事で大事だったもの。
もう二度と戻ってこないと覚悟したけれど
年月を経て戻ってきました。
ずっと豊かに成熟した形で
戻ってきました。
この幸せを、どうしてあのときわからずに。
いまあるいろんな幸せを、
ひとつひとつ、
想像の中で失ってみる。
去るもの追わないつもりでも、
さみしくないわけないのであって。
だからその想像をやめたとき、
それがあることのうれしさが
何倍にもなるのです。
★これからは
輝いてるね、
と言ってくれたその人の、
心にたまった涙など
まるで気がつかず喜んでた日が、
あの日の私にも、あった気がして。
でもそんなことを悔いるより
どんなに涙がたまっていても、
おおらかに笑える大人でいましょう。
これからの私がめざすのは、
こちらです。
★がっかり
年を重ねるのがイヤなのではなくて
こんなに生きてきたのに、
その分の成長ができていないことに
落ちこむのです。
★かきまわす
感謝の言葉を発信しようとしたとき
「私は、感謝できる心の持ち主です」
って
言ってる自分がいはしまいかと、
心の中をかきまわす。
暗に、
私は純粋です、心がきれいです、
って言っていないかな。
暗に、私は感受性が豊かです、
って言っていないかな。
だれかにむかって、暗に伝えたい言葉を
みんなの前にさらしてないかな。
いかに私の作品が喜んでいただけたか、とか、
いかに世の中に貢献しています、って
どこかにアピールしたい自分はいませんか?
と、心の中をかきまわす。
かきまわして、
かきまわして、
もし見つかったら、
笑って、
あきれて、
つまんで、
捨てたい。
★万年反抗期
あなたは私の傘の中。
ってどうしてそんなに言いたがるん?
私はたしかに、発展途上で
人より歩くの遅いけど、
これをされると、とても窮屈。
「入りたい傘には、
入れてください、
って言うもん、自分で。
入れていただいてます、
って言うもん、ちゃんと」
ずぶぬれのまま叫んでる
心の中の14歳を、
私はいまだにもてあます。
★全敗
あなたが負けたくない相手は誰ですか
ってきかれたら
「睡魔」
って言うな。
負けっぱなし。
★きれいなドレスはだれのため
きれいなドレスも、
磨いた技術も、
すてきな人間関係も
羨ましがられるためじゃない。
そんなのいらない。
ひとつもいらない。
必要なのはただひとつ。
持たざる哀しみと、
喪失感との中で
懸命に磨いた
愛という名の原石で、
それはきっと心地よく、
人の心を魅了するはず。
★理解
理解しあえた!って簡単に思うのは、とっても危険。
わからない部分が残されているかもっていつも思って
それをちゃんと尊重しなくちゃ。
でも理解しあおうとする気持ちを
交換できたら、まずは上出来。
それを形にできたらもっと上出来。
★対話
私A: あなた、ベクトル自分に向き過ぎよ。
私B: あら、それが秋ってものよ(笑)。
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ファッション
http://oliveoliva.exblog.jp/21589128/
2015-08-28T00:48:00+09:00
2015-08-28T01:54:53+09:00
2015-08-28T00:48:06+09:00
ciao_olivia
♠コラム
その人にとってのハッピーが、世間の人たちに、
背伸びしすぎって思われたり、奇抜ーって思われたり
イタイって思われたりしたくないな、ってとこまでふくまれるなら、
それは気にしたほうがいいけど、
気にならないなら、いいと思うの。
だって、世間って
(私の友人たちのことではありません。
私が仲良くなれる人は、みんな、とっても自由だから!)
自分の趣味と、許容範囲をわけないもの。
「自分は着たくない」「いいと思えない」ものを「許さない」の。
「存在しないでください」みたいな言い方を平気でするの。
「自分は着ない」けど「許容しよう」って
わけられない人、いっぱいいるのです。
電車の中に、ヨンさまがいーーーっぱいついたTシャツを着た
たぶん70代くらいの女性がいました。
「ひぇ、こんなのあるんだ」って思うし、
私はこれ選ばないですけど、でも、いいじゃないですか、
その人、すごく幸せそうでしたもの。
それが一番、大切なこと。
私は…
もっともーっと年をとっておばあさんになったら、
真っ白な髪の毛にしたい。ロングのまま三つあみいいな。
年とってみえるから染めれば、って言われてもいいの。
真っ白なシャツ着たい。しわしわになってもかっこいいやつ。
イメージと違う、って言われてもいいの。
真黒なドルマンスリーブのセーターとか。
地味って言われてもいいの。
そしてもしダンサー体型でいたら、Aラインのワンピースもきっと着ます。
ちょっとイタくてもいいの。
グランデな感じになっていたら、アフリカンでカラフルな色彩を
楽しんでみたいと思います。
派手だっていいの。
夜風が気持いいですね。
自由な気分で、おやすみなさい。
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7月のことのは
http://oliveoliva.exblog.jp/21530060/
2015-08-08T23:13:00+09:00
2015-08-09T10:59:29+09:00
2015-08-08T23:13:47+09:00
ciao_olivia
♠ トキノオクリモノ
泣きなさい
って言われると笑いたくなり、
笑いなさい
って言われると泣きたくなる。
★かわいく生きる?立派に生きる?
朝顔は、かわいいです。
すぐに水切れしてしおれます。
水をやると
すぐに復活してふくふくになります。
私も、素直に生きましょう。
ハイビスカスは、立派です。
少し水切れしても
必要な花芽に栄養が行くように
自分で葉っぱを落として断舎利します。
決してふてくされることなく
少し手をかけてあげるだけで
葉っぱがツヤツヤし、
花芽がたくさんつきます。
私も、賢くたくましく生きましょう。
ん、
矛盾してるか(笑)?
★違う褒め方
でも、ときには
かわいい朝顔を、
毎朝早くに咲くなんて
立派だなと思ってあげましょう。
立派なハイビスカスを
かわいいな、いとおしいなと
思ってあげましょう。
だって
きっと自由で愛される子は
認められたいって思っているし、
きちんとしていて立派な子は
ほんとはかわいいかわいいって
抱きしめられたいと思っているはずだから。
芯が強いくせに、
気を引くのが上手なミニバラたちに、
たまには、
知らんふりをしちゃいましょう(笑)。
★運命のピース
この人を好きでいると自分らしく安定する?
自分の好きな自分に近づける?
って自分にきいて、答えがイエスなら、
その人は少なくとも何かの形で、
運命のピースよ。
★相性
私ね、
要はね、
私の心の痛みを
わかってくれて
わかんないけどさ、
まあ茶でも飲め飲め。
って言ってくれる人が好きだな。
★死者への礼儀
大好きな人が続けて
空のむこうに行きました。
親しい人の死に、残された人は泣きながら
何が悪かったんだろうって考える。
検査に行かなかったから、不摂生だったから、
優しすぎたから、繊細だったから、
ああだったから、こうだったから…
苦しみと悲しみを何かのせいにしたくなるのは自然なこと。
そして、その人のかわりに
悔しがってあげるのもきっと優しさ。
でも、人生の間違い探しなんか、しなくていいよ。
医療ミスやら殺人やら、そういうことでない限り、
あの世で必要とされたんだと思ってあげたい。
それより
その人がいかに生ききったか、
いかに輝いたか、
私に何をしてくれたかを
最大限に思い
あの世への産道を通った苦しみをうやまい、ねぎらい、
そして、ただ、ただ、恋しがろう。
それでいい。
それでいい。
それでいい。
★好き?
やみくもに、「自分を愛して」って言われてもね。
でも「自分で好きって言える自分になろう!」ならできる気がする。
大事なのは、どこにむかって何をしたら良いかがわかること。
「自分が好きですか?」と聞かれたら、
私はまだ「はい」とは言えないけど、
「前よりは」なら、胸をはって言えると思う。
そして、それって、けっこう
「それはよかった、おめでとう!」って
言えることなんじゃないかな。
そんな日を積み重ねていかれたら、
とりあえず、とりあえずだけど、
上出来なんじゃないかと思うのです。
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両立のための美学
http://oliveoliva.exblog.jp/21438882/
2015-07-12T12:02:00+09:00
2015-07-12T15:16:26+09:00
2015-07-12T12:02:43+09:00
ciao_olivia
♠コラム
いろいろ予定が狂ってしまった1日でした。
母への気持とはまた別に、
がっかりしたり、申し訳なかったりしました。
ここ数年、こういうことがたびかさなるようになって、
あらためて考えるようになりました。
私はどうふるまうべきなのかなって。
どのくらい周囲に、状況を告知するべきなんだろう、
説明するべきなんだろう、ということ。
どうしたらスマートで、ストレスがたまらず、失礼にならず、
気持ちよく受け入れていただけて、かつ合理的なのかしらと。
そしてふと、これは、私だけの問題じゃなくて、
体に疾患がある人、子育てしてる人、介護してる人、
その中でもとくに身近な支援者が少ない状況の人は、
みんなが悩んでしまうことではないかと。
私はとても恵まれていて、仕事でチームを組んでいる人も、
先生方も新旧のクラスメイトたちも、
みなさん理解してくださってます。
男性たちもです!
それでも、これでいいのかなって考えてしまうのですから…。
仕事やレッスンの場には、プライベートな事情を
いっさい持ちこまない、というのは、それはそれでかっこいいですね。
仲間内にすら心配をかけない、いっさいの言い訳をしない。
強い、優しい、潔い。
イメージもキラキラしたまま、生活臭さをひきずらない。
いまの日本では、ここに美学の基準があると思います。
あ、美学の問題ではなく、そこにいる人たちに、
自分のプライベートには立ちいってほしくないという気持ち、
自分がすべてを忘れて集中したいから、
あえて黙っているという場合もあると思いますが。
でもこの姿勢を貫くことができない人もたくさんいるはず。
精神力の問題ではなく、もっと現実問題、
支えてくれる人がいれば可能ですが、いない場合は無理だからです。
そして水臭いと思えるほど何も言わずにいた人が
実はいろいろあったのだということを後で知って、落ち込むのです、
「私、なんてダメなんだろう」
でもこれからは、美学の基準が広がらないと、
いろんな問題、解決しないと思うんですね。
事情をある程度開示し、理解を得て、まわりも理解をして、
サポートしあうことで、合理的にものごとがすすみ、収穫も多くなります。
私も、あるところから観念して、まわりに協力を仰ぐことで、
仕事やフラメンコを続けることができています。
まだ私はうまくできてはいないけど、
そこがうまくできる人もまたかっこいい、ってなっていったらいいな。
もちろん、それに甘えて、なんでもかんでもあけすけ、とか
エンドレスな愚痴でいかにたいへんかアピール、とか、
クオリティが低かった場合の言い訳、とか、
だれかに負担がかかってることに気がつかないとか、
そこ行っちゃうとどうかとは思います。
舞台に立って、非日常にお客さまをいざなうような表現者の場合、
イメージも大切ですよね。
子育てや介護、闘病などの場合、内容が生々しいこともありますから
人に不快感や負担を与えないための気遣いも必要です。
ドメスティックな時間をシャットアウトして
やるべきことに純粋に集中しないと磨かれないものって
たしかにあるし、公開する範囲、というのもありますね。
私の場合は、仕事もレッスンも先生とチームメイトには、ある程度、
その程度もまた考えながらではありますけど、わかっていただいてます。
でもそのむこうにいるお客さまには、何があろうと、だと思う。
「練習不足ゆるしてください」「締め切りすみません」はヤです。
むしろそうならないために、チームの理解を必要としていますし、
そこで理解していただけていることに心から感謝しています。
私がポリシーもってても、それをよく思わない人がいたら
成り立ちませんもんね。
以前アルバイトしてた会社は、女性ばかりの少人数でしたが、
いざとなると、サミットレベルの国際会議を支える組織に化ける
という会社でした。まあこの説明だけでは、不十分ですけど(笑)。
会社の冷蔵庫には、いつも今夜のおかずが入ってました。
夕方になると、子どもに電話をかけていたし、子どもがオフィスに来ることも
ありました。親的事情で会社を抜けることもあったし。
それでフォローしあってまわしていたんですね。
で、はい、イベント!ってなると、ピシッとスーツを着て、プロの顔になって、VIPを出迎える。
冷蔵庫を公私混同させることで、仕事を公私混同させずにしっかりまわす、
とでもいうのかな。
それなりに問題も多々生じていたと思いますが、いま思えば、
女性たち、というか、子育てと仕事を両立している人が見出した
ひとつのバランスだったのだと思います。
要はバランスだとは思います。
そして答えはひとつではないと思います。
でも、少なくとも今のままでは難しいですね。
本人も、その人をとりまく側にいる人も、
どこをめざしていくべきなのか、
一緒に考える必要は、あると思うのです。
「こういうことがかっこいい」
という価値基準が変わる、というか、
多様化していかなかったら、
どんな制度ができても、ルールがかわっても、
同じですもの。
なんて、声高に叫んでいた時代もあったね
ってなるのかな、そのうち。
なるといいな。
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ソレアのカケラ
http://oliveoliva.exblog.jp/21359496/
2015-06-19T12:33:00+09:00
2015-08-07T01:25:46+09:00
2015-06-19T12:33:35+09:00
ciao_olivia
♠ トキノオクリモノ
過去に愛した人を見かけました。
たぶん人生で、あんなに無防備に人を愛し
あんなに深く傷ついたのは
たった一度。
強烈な痛みと
黒い憎しみと
それを溶かす優しさと
傷と同じくらい深い感謝と。
しばらく心にさざなみがたったことは
否めませんでしたが、
やがて静かにおさまっていきました。
私は今を生きているのです。
そして感じました。
沈黙
という「音」が「ある」ように
Nada
という「存在」が「ある」ように
会わない
という「関係」が「ある」ことを。
この関係が一番心地よい。
会わない。
関係していないのとは少し違う、
会わない
という関係を持っている感じ。
だけれど
後ろは、もう見ない。
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6月のことのは
http://oliveoliva.exblog.jp/21337242/
2015-06-13T00:10:00+09:00
2015-06-15T21:56:32+09:00
2015-06-13T00:10:10+09:00
ciao_olivia
♠ トキノオクリモノ
天柱、風池、承山…
ツボの名前を聞いていると、
自分の体が、ひとつの宇宙のような気がしてくる。
八百万の神々が駆け抜けていきそう。
★正しく言えば
もっと自分が好きになりたい
のではなくて、
好きになれる自分になりたい
のです。
でも、そのほうが断然いい。
どうしたらいいかわかるもの。
★罰
胸にささった小さなトゲを
あえて深く押し込む夜。
見えないところでうずく痛みで
自分をいじめつづけるために。
★エロス?
ミニバラにしても、
ハイビスカスにしても、
葉っぱをおしわけて
花芽を探すなんて
なんとなく…
イケナイことしてる気がしますの。
★存在の価値
だれかに励まされることより、
だれかを励ますことが必要なときもある。
だれかに教えられることではなく
だれかに頼られることが必要なときもある。
落ち込んでいる人や、
これから育つ人に一番大切なのは、
存在の価値を伝えること。
★喜び
明日の朝を、喜びでいっぱいにしよう。
たとえ雨でも。
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家の想い
http://oliveoliva.exblog.jp/21286317/
2015-05-29T10:27:00+09:00
2015-05-29T14:07:10+09:00
2015-05-29T10:27:48+09:00
ciao_olivia
♠ トキノオクリモノ
あーでもない、こーでもない、
あーしよう、こーしよう、
♪♪♪!!!とか、
たまに zzz…? とか(笑)。
そんなざわめきを聞きながら
2階で仕事をしていた午後。
私も満たされ、家も満たされていました。
なぜなら、私は人生の中で、
感受性が培われるとても大切な時期を
ずっとそうやって過ごしてきたからです。
この家とともに。
いや、みんな経済学を学びにきた学生で、
オペラ歌手じゃなかったけど(笑)
人にとってもそれがあるように、家にとっても
「らしい」生き方があるのだなと思います。
どんな人たちが訪れ、
どんな役割を果たせるのを待っているんだろう…
それは、土地の値段、築何年、何坪、
立地などの計算から割り出せるものではなく、
家が、時の積み重ねと、そこに住む人たちの中で
持つようになった、見えない使命のようなもの。
うちは、ゼミの学生たちや卒業生たちが集えるように
父が夢見て建てた家です。
家にしてみれば、そのために生まれたのです。
母も使いにくいと泣きながら、
夢見っぱなし、建てっぱなしの父(笑)に代わって、
バージョンアップやメンテナンスをがんばってきました。
礼儀正しさ、豊かさを大切にし、
でも、だからといっておセレブな雰囲気ではなく、
業界っぽい、とんがった雰囲気もありません。
気楽さとぬくもりを持ち合わせ、
生き生きと育つ人、育つものを愛し、応援し、
巣立った人が戻ったらあたたかく「お帰り~」と迎え入れる、
それがこの家が果たしてきた役割なのです。
私よりも家のほうがずっと素直に、
両親の熱意を映し出していたんじゃないかな(笑)。
父が病気になってからはそれができずに
家もさみしかったと思います。
暇~な執事のような気分だったのではないかしら。
でも、いま、友人たちの協力によって、そんな雰囲気が
新しい形で、少しずつよみがえりつつあります。
ほんとうに「家が喜んでる」そんな感じがするのです。
これからも、こんな形でそんな想いを少しずつ叶えていけたら。
多くの人たちとその喜びをシェアし、誰かの役に立てたら。
…と、かつての「お嬢さん」(一応そういうスタンスだった(笑))
新米女主人は未熟ながら思っているのでございます。
メンテナンス、お金かかります、泣きたいくらい。
でももうちょっとがんばろって思うのです。
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5月のことのは その1 愛と疲れと
http://oliveoliva.exblog.jp/21243236/
2015-05-19T14:25:00+09:00
2015-05-19T14:36:41+09:00
2015-05-19T14:25:50+09:00
ciao_olivia
♠ トキノオクリモノ
会いたいと思う人には、
ちゃんと会いに行かなくては。
でも
会えないけれど、会いたいなあ
と思う気持ちを
しっかりあたためきることもまた、
大切だと思うのです。
★やさしさ
やさしくなくない、大丈夫、
愛することに疲れたのではなく、
病とつきあうことに疲れただけです。
★心と脳と
心の問題だと思うと
どうにもコントロールできない気がするけれど、
脳の問題だと思うと、どうにかなる気がします。
心って科学的に言うと脳なんだと思うんだけど、
文系の私には違うものに思えるのですよ(笑)。
★疲れ
寝不足
筋肉使いすぎ
食べすぎ
運動不足
仕事で目の疲れ
ひとつのこと考えすぎ
たくさんのこと考えすぎ
もし、愛するがゆえに疲れているなら
それは、とても尊い疲れです。
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5月のことのは その2 風のように、麻のように
http://oliveoliva.exblog.jp/21243233/
2015-05-19T14:24:03+09:00
2015-05-19T14:24:06+09:00
2015-05-19T14:24:06+09:00
ciao_olivia
♠ トキノオクリモノ
私にとってたいしたことでも、
たいていの人にとっては
まったくたいしたことではないのだということを
いつも頭にいれておかないといけません。
★笑ってしまう…
私が期待しているほど
人は私を気にしてはいないし
私が投げやりになってよいほど
人は私を無視してもいないのです(笑)。
自然体でいましょう。
期待もせず、
投げやりにもならず。
★さらっと
自分には、何か欠落していると日々感じて、
大人やってます。
既成概念に縛られてもいないかわりに
何かフワフワとしています。
きょうだいいなくて、受験もしてなくて、
知らないことばっかりで、結婚も子育ても経験してなくて、
ゆっくりと、限られた経験しかしていない私にとって
介護は貴重な経験です。
でも貴重だからこそ、
一大事件みたいに思ってもしまいがちなのです。
生きていれば、いろんなことがあるから。
「経験不足なんだから、介護のいっこくらい、まあやっとけ」
みたいな話だとも思うんです。
騒がず、さらっと受け止めたいとも思います。
大切に、でもさらっとね。
そんな大人でいられたら素敵です。
風のように、
麻のように・・・
力を抜いて、挑戦は続きます。
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5月のことのは その3 ほんとはひとつ
http://oliveoliva.exblog.jp/21243228/
2015-05-19T14:22:44+09:00
2015-05-19T14:22:45+09:00
2015-05-19T14:22:45+09:00
ciao_olivia
♠ トキノオクリモノ
って言いきれるかっこよさ。
私はいい、あなたが幸せなら。
って思える優しさ。
やってる人が楽しんでなくちゃ観てて楽しいわけがない。
っていう生命力。
自分が楽しむんじゃない、大事なのは人が楽しめること。
っていう厳しさ。
究極、すべては奥底でひとつだと思うの。
人生も、舞台も。
でも
自己中心、とか
お為ごかしや押しつけとか
楽しんじゃった結果の独りよがりとか
楽しんでないがゆえに見てて息苦しいものとか
そんな落とし穴に落ちてしまうのですね。
そうではなくて。
そうではなくて。
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5月のことのは その4 うつくしさ
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2015-05-19T14:11:00+09:00
2015-05-19T14:16:02+09:00
2015-05-19T14:12:00+09:00
ciao_olivia
♠ トキノオクリモノ
カラダに良くて
オイシイものは
美しい
★美しさ
ある種の美にとって、時は敵。
ある種の美にとって、時は味方。
★なりふり
なりふりかまわない時間をもっている人が
なりふりかまったときの美しさは
なりふりばかり四六時中かまっている人には
追いつかない輝きを放ちます。
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鏡
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2015-03-22T01:34:00+09:00
2015-03-22T08:44:39+09:00
2015-03-22T01:35:00+09:00
ciao_olivia
♠ トキノオクリモノ
容赦なくあらわにしてみせる。
疲れも、白髪も、額の皺も。
同時にちいさな安堵や希望や
若いときには持ち得なかった
不条理を受け入れるまなざしも。
つまり時の流れの何もかもを。]]>
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